標準機能で手軽にDVDを再生・作成
Windows 7 は、DVDとの相性が良い。 Starterを除くエディションに、「DVDコーデック」を内蔵しているため、市販DVDソフトなどを標準の再生ソフト「Windows Me(iaPlaycr)でそのまま再生できるのだ(図1)。 Windows 8.1にはDVDコーデックが搭載されておらず、通常は有料の再生ソフトが別途必要になる。
自分で搬影した写真や勁画で、[マイDvD]を手軽に作成することもできる。標準機能である「DvDメーカー」を使う。 DvDに書き込みたいコンテンツを選び、冒頭に表示されるメニュー画面を指定するだけでよい(図2)。 動画は「avi」「mpcg」[wmv]、静止画は「jpcg甘tiff Irbmp」などに対応するので、大半のコンテンツは変換処理することなくDvDに収録できる。
もちろん、通常のデータを書き込むことも可能だ。 DVDなどの光学ディスクは長期保存に向くのが大きな長所。 HDDのように機械部品がなく、USBメモリーのようにフラッシュメモリー媒体ゆえのデータ蒸発の恐れもない。一般に、メディアの寿命はHDDやフラッシュメモリー媒体が5年程度なのに対して、光学ディスクは10年は持つとされる。
プルーレイドライプを搭載したWindows 7パソコンなら、ブルーレイディスクも使える(図3)。操作はDVDと共通で、エクスブ’ローラーで書き込むファイルをドラッグ・アンド・ドロップするだけ。書き込み方式は、主にパソコンで使うのであれば、より多くのデータを書き込める「ライブファイルシステム」がお薦めだ。
標準でDVDビデオに対応
写真や映像をDVDにまとめられる
データ保存だけならブルーレイも使える